籠の在る生活に際して

私たちは普段

目に見える存在と 目に見えぬ存在と

共に生活しています

それは霊性や神 そして微生物です

例えば 一グラムの土の中に微生物が

五億から十億も住んでいると言われており

想像をはるかに超えた 目に見えぬ世界が

私たちのまわりには存在しています


ある時は酵母となり

ある時は細菌となり

ある時はカビとなります

どれも生きていて

微生物が養分を分解する活動の様子です


籠の素材もまた 天然由来のため

時にカビが生じる場合があります

その時は慌てず 落ち着いて対処して下さい

対処方をお伝えします


◯太陽の陽に一~二時間程当てます

◯柔らかなブラシで優しくカビをサっサっと払う


私も観察中ですが これで大丈夫だと思います

保管は水回りを避け 風の通る日陰が最適です


また梅雨時期は発生を繰り返す場合がありますが

その都度対処方を行って下さい


時が経つに連れ 養分が抜けてゆき

カビの生じずらい籠に育って行きます


また食物や飲物が籠に付着した時は

水に濡らしよく絞った布で優しく拭き取ります

その後は日陰で風を通して乾かして下さい (冷風)


何か不具合等あれば修繕・調整承ります

tel:080-4801-1986

mail:info@masamitsukunugi.com


何気ない日々の中に溶けてゆく 柔らかな光のように

そっと寄り添えますように


㓛刀 匡允